ご存知でしたか?40代からのEyeケア

第4回:目の筋肉が疲れていませんか?ものを見るときに使う筋肉と目の疲れ

ものを見るとき、眼球内部の筋肉およびその周囲の筋肉が互いに共同して働いていますが、その働きの多くは無意識下で行われています。それぞれの筋肉や、筋肉と繋がっている神経の仕組みを知り、目が疲れるメカニズムを理解しましょう。

近視矯正の落とし穴

眼球の周りには6本の筋肉(外眼筋(がいがんきん)といいます)があり、これらの筋肉が、眼球を上下左右に動かしています。
車の運転中などは、あちらこちらに視線を向けるため、頻繁に眼球運動を行う必要が生じます。そのため、長時間の運転などでは外眼筋が疲労して、目の疲れを感じてしまうのです。こんなときは、目を休めてあげましょう。
反対に、デスクワークなどで眼球運動が少ない状態で集中していると、外眼筋が凝り固まってしまうことがあります。そんなときは、眼球を上下左右に動かして外眼筋をほぐしてあげましょう。

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また、特に長時間にわたって目を使っているわけでもないのに、目の疲れを訴えられる方もいらっしゃいます。そういった人の中には、軽度の斜視(斜位)(注1)であるケースもあります。軽度の斜視の目では、本人が気づかないうちに外眼筋を緊張させて眼球の向きを揃えているため、日常生活でも目の疲れを感じることがあります。もしこのような症状がある場合は、一度眼科医にご相談ください。

注1:
斜視は片方の目が正面を向いているとき、もう一方の目は外側や内側などを向いてしまう目。ずれが小さく、無意識のうちにずれを修正している場合は斜位と呼ばれる

疲れのサインに気をつけて

腕や足の筋肉とは異なり、目の筋肉の多くは意識しない状態で働いています。そのため、気づかないうちについつい頑張りすぎてしまうのです。目がかすむ、目が重い、目が乾くなどは、ものを見るときに頑張りすぎているという、目の疲れのサインなのです。これらのサインを無視するのではなく、目が疲れる原因を探り、それぞれに応じたケアを行うことで、目を疲れにくくしてあげましょう。

P.S. 眼科診察室から

医学博士 梶田 雅善先生 東京都港区の梶田眼科院長。日本眼光学会理事・日本コンタクトレンズ学会理事を兼任。その他に新聞・雑誌の取材やセミナーを通じ、目の健康に関する啓発活動に尽力している。

<次回予告>これからのeyeケア(仮)

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