ご存知でしたか?40代からのEyeケア

第1回:あなたの目は疲れていませんか?年齢とともに気になる、目の疲れ

「最近、目が疲れやすい」40歳を過ぎる頃から、そんな声が多く聞かれます。パソコンや携帯電話の普及など、現代人の目を取り巻く環境は厳しくなる一方です。目の疲れが生じる仕組みを知って、やさしくケアしてあげましょう。

目を使った後の目のかすみ

パソコンや携帯電話の画面など近くのものを長時間見続けると、遠くのものがぼやけたりすることがあります。この遠くのものが見えづらくなる現象は、ピント調節機能が十分に働かなくなることが原因です。

動画でわかる目のしくみ ピント調節機能と眼疲労 動画を見る

加齢に伴うピント調節機能の低下

目にはカメラのレンズの働きをする水晶体があります。水晶体は本来弾力性があり、その厚さを毛様体筋で調節し、近くを見たり遠くを見たりしてピントを合わせています(Movie1)。
しかし、水晶体は年齢とともに、弾力性が失われていきます。40代ごろから、除々に近くのものが見づらくなるのはこのためです(老視の状態)。

加齢に伴う目の疲れ

加齢とともに水晶体の弾力性は失われていきますが、ピント調節するために毛様体筋は働きつづけます。加齢による眼疲労はこの毛様体筋の酷使により起こる場合が多いといわれています(Movie2)。

動画でわかる目のしくみ 目の機能低下と眼疲労 動画を見る

目には適度の休息が必要です

パソコン作業などにより長時間目を酷使したときは、適度の休息をとり、目を休めることも大切です。例えば、パソコンを使って仕事をする場合、10分に1回程度画面から目をはずしたり、遠くのものを見るようにするのも効果があります。

目薬の使用も有用

目の疲れやかすみに効果のあるOTC目薬もあります。ピント調節をサポートするネオスチグミンメチル硫酸塩や栄養補給のためのビタミンを配合した目薬など、目を取り巻く環境変化に対応した目薬も発売されています。

P.S. 眼科診察室から

医学博士 梶田 雅善先生 東京都港区の梶田眼科院長。日本眼光学会理事・日本コンタクトレンズ学会理事を兼任。その他に新聞・雑誌の取材やセミナーを通じ、目の健康に関する啓発活動に尽力している。

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